前回までで、Webブラウザからタスクを登録し、一覧表示するという一連の動作が実装できました。
ただ、このままでは見た目が簡素です。
CSSを使ってWebページの見栄えを整えることができるので、そのやり方を残しておこうと思います。
■Spring BootでCSSの配置箇所
/src/main/resources/staticフォルダ配下に.cssの拡張子ファイルを配置
Spring BootでCSSや画像などブラウザから直接アクセスするファイルは、
/src/main/resources/staticフォルダ配下に配置する必要があります。
■CSSの適用方法
適用するHTMLのheadタグ内にlinkタグの記述を追加します。
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>タスク管理アプリケーション</title>
<link th:href="@{/home.css}" rel="stylesheet">
</head>
■反映されない場合の確認事項
・再実行したつもりになっていないか
・cssのファイル名が間違っていないか
・cssファイルの配置箇所がstaticフォルダではなくresourceフォルダになっていないか
これでWebページの見た目が整ったわけですが、問題点はまだあります。
せっかく登録したタスクの情報はJVMのメモリ内にしか記録されていないため、
一度アプリケーションを再起動するとすべて消えてしまいます。
アプリケーションが終了してもデータを消えないようにするためには、
外部にデータを保存しておくデータベースを使用しなければなりません。
なので、本日以降はデータベースについて学びます。
しかし、Spring Bootのように毎回まとめるのには膨大な時間がかかるので、
難解な箇所があった際に、脳内の整理整頓も兼ねてここに記す方向性でやっていきます。