たなかのJava日記

どんなことをやったか(学んだか)、どこで詰まったか(わからなかったか)、どこで工夫したかの記録です。

プロジェクト作成&JRE(JDK)選択編

リスタート1日目は、Java復習をします(n回目...)

プロジェクト作成&JRE(JDK)選択編です。

 

■まず初めにプロジェクトを作成する
Java言語を使用して個人開発をするとなったら最初にプロジェクトを作成しなければなりません。
また、作成するにあたりプロジェクト名は自分で考える必要があります。

ここで抑えるポイントは以下4つです。
1、命名規則については、言語仕様上は殆ど制約なし
2、半角記号の\/*"|<>?と末尾.はダメ
 ⇒結局のところプロジェクトはOSのフォルダで管理するため、フォルダ名に使用できないものは当然不可となる。
3、日本語とかはやめておくのが無難
4、慣習としては「大文字は使わない」というものがある

 (Javaの標準APIには大文字を使ったpackage名はない)
 ⇒が、現場によっては大文字を使ってる所も結構あるとのこと。

 

■次に使用するJRE(JDK)を選択します
ここでは使用しているIDEによって選択肢が変わります。

EclipseJREを選択する
IntelliJ IDEA⇒JDKを選択する

そもそも、JREJDKは何が違うんだという話ですが、
以下のようにバージョンによって中身が変わるらしいです。

 

Java 8まで
JRE(Java SE Runtime Environment) = Java VM + API + Applet/Java Web Start
JDK = Java VM + API + JRE + 開発ツール(javac等)
(JavaVM, APIは二重に含まれていた)

Java 11以降
JRE = Java VM + API
JDK = JRE + 開発ツール

※このあたりは実際のところOracleも雑に扱っているらしく、
はっきりとした定義は難しいとの意見もあります。
なので、初学者である私にはまだ難しいと判断し、今回は深掘りはしません。
別途、ディストリビューションなどと絡めて用語の意味まではまとめようと思います。

 

さて、使用するJRE(JDK)を選択する話でしたが、
簡単に言うと、どのバージョンのJavaを使うのかを選択しましょうということです。
基本的には最新バージョンを使うで問題ありません。
最新のを使うのがlibraryも充実してるので良いのと、
JVMも進化してるので、最新になるほど処理が速いというメリットがあります。

 

■その他の細かい設定が不要ならば「完了」や「作成」ボタンを押す
細かい設定とは「Maven プロジェクト」や「Gradle プロジェクト」などです。
ここで「Maven プロジェクト」や「Gradle プロジェクト」を選択するとMavenやGradleが使えるprojectを作成できます。
ビルドツールについては、またの機会にまとめます。

ここでは設定をしませんが後から、作成したprojectを右クリックして「プロパティー」から設定を色々と変更できます(Eclipseの場合)
IntelliJ IDEAの場合も、作成したprojectを右クリックして「フレームワークサポートの追加」から設定を色々と変更できます。
https://pleiades.io/help/idea/convert-a-regular-project-into-a-maven-project.html

最初にプロジェクトを作ってしまえば、後はその中にpackageやclassをどんどん追加していくだけです!

 

基本的には、この「プロジェクトという単位」が「アプリケーションの単位」になります。
つまり、Windowsツールを1つ作成したい場合は、それで1つのプロジェクトを作成し、
さらに、Webアプリ(ECサイトなど)を1つ作成したいとなれば、また別に1つのプロジェクトを作成することになるということです。
前半に書きましたが、OSのフォルダ・システム上では、プロジェクトはフォルダとして作成されます。
Eclipseでプロジェクトを作成した場合には、このフォルダに「.project」というファイルが作成されるが、
このファイルが置かれたフォルダをEclipseはprojectとみなしている、というカラクリです。

 

以上でプロジェクト作成&JRE(JDK)選択編は完了です。